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弓道では、射の動作を8つに分けて指導している。これを射法八節(弓道八節)という。戦後に日本弓道連盟(全弓連の前身)の射法制定委員により決められた。
- 足踏み(あしぶみ)
- 射位(しゃい、射るところ)で足を踏み開く。武射系(日置流系)は二足で踏み開き、礼射系(小笠原流)は一足で踏み開く。
- 胴造り(どうづくり)
- 腰を据えてひかがみを張り、丹田に息をおろして下半身を安定させる。
- 弓構え(ゆがまえ)
- 矢を番えて弦を取り掛け、物見を定める(的に顔を向ける)。
- 流派によって、「正面の構え」と「斜面の構え」がある。
- 打起し(うちおこし)
- 引分け(ひきわけ)
- 弓を下ろしながら引いてくる。正しくは「押し開く」と表現する。
- 流派により、「大三(押大目引三分一の略)」(日置流竹林派系統)、あるいは「三分の二」(日置流印西派浦上系)といって、見た目の動作を途中で一度止める場合があるが、これは弓を押し開く力と弓の弾力が釣り合っている状態であり、力の働きが止まっているわけではない。
- 会(かい)
- 引ききり、狙いを定める。
- もともとは弓を引き絞り構えた状態を「満を持す」「持満」といった。
- 「会」はそもそも日置流竹林派の言葉。小笠原流では「保ち」、日置流印西派では「詰合い・伸合い・ヤゴロ」に分けて考えられている。また、小笠原流では「会」といえば取懸けの事を指す。
- 離れ(はなれ)
- 矢を放つこと。放さなければ離れないのだが、無理に放すのではなく、自然に離れている様に見える事がよいとされる。
- 「会」「離れ」は仏教用語の「会者定離」に由来する(日置流竹林派)。
- 残心(ざんしん、残身とも)
- 矢が離れた後の精神状態と体勢。「澄まし」と表現する流派もある。
- 射の善し悪しがすべて残心に表れる。従って、残心(身)を修正することは慎まなければならない。
- そもそもは日置流印西派の言葉。
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